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— Opera (@opera) 2018年7月11日
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導入(ウォレットの必要性)
ウォレットはオンライン上で使うホット・ウォレットと、オフラインで使うコールド・ウォレットの二種類があります。
コールド・ウォレットは、物理的にインターネットに接続していないので、不正アクセスを受けません。
法定通貨を金融機関のオンラインシステムで管理する場合は安心・安全ですが、仮想通貨ウォレットをオンラインに接続しているときは不正流出やデータ改ざんなどの不安が常にあります。
ウォレットは電子口座ですので安全な保管方法が必要になります。
ウォレットとは?
ウォレットとは、仮想通貨を保管する鍵付きの電子財布です。
ウォレットは、仮想通貨を保管するだけでなく、自分のウォレットから出金して他人のウォレットへ入金するように、ウォレット間で仮想通貨を送金する機能を持ちます。
仮想通貨の取引はオンライン上の取引所で行われますので、不正アクセスに気を付けることが重要になります。
ホットウォレット(オンラインで使う)
ホットウォレットは、インターネットを介して仮想通貨取引の操作を実行するタイプのウォレットです。
ホットウォレットはインターネットに接続しているので、仮想通貨取引所・決済・送金をリアルタイムで実行することができます。
仮想通貨相場は数分~数時間で急騰・急落する市場ですので、即時に購入・売買できるのがホットウォレットのメリットです。
ただし、即時に取引に使えるということはデメリットにもなり得ます。
不正なアクセスの影響も即時に受けてしまうのです。
こういったリスクを抱えるホットウォレットに全財産を託しておくのはやめて、
取引につかう予定の金額だけを入金しておき、残りは安全な方法で保管しておくことが大事になります。
コールドウォレット(オフラインで使う)
コールドウォレットは、インターネットに接続しない状態(オフライン環境)で使用するウォレットです。
コールドウォレットの利点は、インターネット接続をしていないので不正アクセスの影響が無いことです。
大事な仮想通貨を安心・安全に保管する電子財布として最適です。
コールドウォレットの不便な点は、ホットウォレットと異なりインターネット接続されていないために、異常な値動きする市場に対して即時取引ができずに好機を取り逃がすなどの利便性の悪さがあります。
ペーパーウォレット(印刷した書面を使う)
ペーパーウォレットは、法定通貨の取引で使用される「小切手」「約束手形」「郵便為替」に相当する電子財布です。
ペーパーウォレットとは、仮想通貨口座のアドレスと秘密鍵(貸金庫の鍵)を印刷したタイプのウォレットです。
完全にオフライン(インターネット非接続)なので、仮想通貨を長期的に保管するケースでは最適です。
ペーパーウォレットの不便な点は、書面に印刷しているので紛失すると仮想通貨口座アドレスと秘密鍵がわからず、仮想通貨口座にアクセスできないことです。
また、用紙の劣化や印刷インクの希薄により機能不全になるケースがあります。
法定通貨の「小切手」「約束手形」「郵便為替」を紛失したら現金化できないことと同様です。
ウォレットの賢い使い分け方
インターネット接続するホットウォレットと、インターネット接続をしていないコールドウォレットやペーパーウォレットを使い分けることでお互いのデメリットをカバーし、安全に資産を守ることができます。
総資産のうち、即時取引に使う額面だけを決めてコールドウォレットやペーパーウォレットからホットウォレットに資金を移動して取引を実行するとリスクが軽減します。
オススメのホットウォレット・コールドウォレット
仮想通貨口座を仮想通貨取引所に保管すると利便性が高くなりますが、相反して不正流出やウイルス感染、また取引所の倒産や業務停止処分によるリスクが高くなります。
日本円やドルなど法定通貨は、銀行・信金・信組に預けておけば不正アクセスの心配はまったくありません。
また倒産したときは「預金保険制度」で預金を補償してくれます。
しかし、仮想通貨取引所が損害を受けたケース・倒産したケースは補償されず、全て自己責任で負うことになります。
自分の資産は自分で守らなければならないのです。
これから、お勧めするホットウォレットとコールドウォレットを紹介します。
Copay(クーペイ)
Copay(クーペイ)はBitcoin(ビットコイン)のホットウォレットです。
「Copay」のWebサイトは
「高度なセキュリティーを手軽に扱えるオープンソースHD‑マルチシグネチャウォレットです。」
とアピールしています。
Copay(クーペイ)はIOS、Android両方のスマホに対応していますし、windowsとMacだけでなくLinuxなど様々な端末に対応しています。
どこにいても、どの端末からもひとつのウォレットを共有し連携できます。自宅ではPCから、出勤や旅行の際はスマホから、と使い分けることも可能です。
これってなかなか希少なんです。
また、日本語インターフェイス対応なので日本人にはとってもありがたい!操作性の良さにも定評があります。
複数のアプリから共有できるのに、セキュリティは2段階認証で安産性を高めています。
取り扱える仮想通貨はビットコインとビットコインキャッシュの二種類だけですが、安全に資産を守りたい、そしていつでもどこでも取り出したい方におすすめです。
GMOコイン
GMOコインはGMOグループ配下の大手仮想通貨取引所です。
取引手数料が安く証券会社としての歴史もあるため信頼度は高いと考えられます。
取引所としても使いやすいインターフェース、レバレッジ取引に対応していることなどから人気があります。
即時取引に使う分以外の仮想通貨はコールドウォレットに保管することで不正流出などから守っています。
ホットウォレットに移す際もセキュリティは厚く、複数の秘密鍵を使って送金しています。
TREZOR
「TREZOR(トレザー)」は仮想通貨専用のハードウェア型のコールドウォレットです。
自分の仮想通貨の情報を専用の機器に保管する事で安心・安全な保管が可能になります。
TREZORで取り扱える通貨銘柄は、
- Bitcoin(ビットコイン/BTC)
- Bitcoin Cash(ビットコインキャッシュ/BCH)
- Bitcoin Gold(ビットコインゴールド/BTG)
- Ethereum(イーサリアム/ETH)
- REC20トークン
- Ethereum Classic(イーサリアムクラシック/ETC)
- Dash(ダッシュ/DASH)
- Zcash(ジーキャッシュ(ZEC)
です。
TREZORはハードウォレットなので、本体は家電量販店やWEBの通販サイトから買うことになりますが、偽物を安価で販売しているケースが見受けられます。
大切な資産を保管するコールドウォレットですので、信頼のおける販社から購入しましょう。
Ledger Nano S
前章で紹介したコールドウォレット「TREZOR」と比較すると安価で購入可能なコールドウォレットです。
「Ledger Nano S(レジャーナノS)」の取り扱い仮想通貨銘柄は、
- Bitcoin(ビットコイン/BTC)
- Ethereum(イーサリアム/ETH)
- Litecoin(ライトコイン/LTC)
- Zcash(ジーキャッシュ(ZEC)
- Dash(ダッシュ/DASH)
- Ripple(リップル/XRP)
- Bitcoin Cashットコインキャッシュ/BCH)
- Ethereum Classic(イーサリアムクラシック/ETC)
です。
「Ledger Nano S」は株式会社Earth Shipが国内の正規代理店です。
大手の家電量販店で販売されているコールドウォレットは正規商品です。
まとめ
仮想通貨はインターネット上だけに利用される通貨です。
仮想通貨を購入するときは円建てもしくはUSドル建てで購入します。
日本円など、法定通貨は財布に入れて保管しますが、仮想通貨は現物の通貨が存在しないため、自分の仮想通貨にアクセスするための秘密鍵などの電子情報をウォレットに保管します。
インターネット上で取引するときには、ホットウォレットを活用します。
取引・決済・送金などを実行しないときは、インターネットに接続されていないコールドウォレットやペーパーウォレットを活用し安全に保存しておきます。
取引用と保管用のウォレットを上手に使い分けましょう。
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