こんにちは。仮想通貨童貞ブログ管理人のアルパカだよ。
ブログに【仮想通貨体験談】カテゴリを作ったのでさっそく紹介するね。
まず一人目は、アラフォー主婦の「たぬきかあさん」です。
会社員の夫と4人の子持ち。毎年上昇していく家庭内の食費がちょっとした恐怖です。
ごくごく一般の主婦が、怪しいとしか思えなかった仮想通貨をなぜ始めたか、
結果はどうなったのか、ぜひ読んでみて下さい。
仮想通貨を始めたきっかけ
仮想通貨という言葉をはじめて聞いたのはテレビのワイドショーだったかな?
ちょうどその頃(おそらく2009~12年あたり)、同じくワイドショーで報道された「円天詐欺」と混同して記憶にインプットされてしまいました。
円天の謳い文句は「第二の通貨」、「預けるだけで増える」……仮想通貨と似ていますよね。
ビットコインのマウントゴックス事件もあり、マスコミの取り上げ方もあまり好意的ではなかった気がします。
ビットコイン=あやしい!一度持ってしまった印象を変えるのはなかなか容易いことではありません。君子危うきに近寄らず。
自分はもちろんのこと、家族がビットコインに手を出していたらきっと持てるだけの語彙力で相手を罵倒していたと思います……
その後、再びビットコインの名前を聞いたのは2017年、あの仮想通貨バブルの頃でした。
今までFXや株式投資をしていた知り合いに会うと皆一様に仮想通貨のことを熱く語り始めるのです。
え?ビットコインってそんなにもう近い世界の話なの?え?コインを?買う?売る?株?ビットコインって株なの?バブルキター?ムーン?楽天ポイント貯めるほうがよっぽど還元率高くない?……こんな感じ。
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私は今まで株式投資をしようと思ったことはありませんし、仮想通貨取引もまったく自分とは関係のない世界の話だと思っていましたが、まわりから仮想通貨のことを浴びるほど聞かされていくうちに、手数料や時間をかけることなく個人間で送金ができる(しかも国外でも変わらず!)というところに魅力を感じ
「ネット上でやりとりできるポイントみたいなものかな」
くらいの軽~い気持ちでコインを購入するに至りました。
そのころはビットコインが日本円でいくらになるかも知りませんでした。
最初に開設した取引所・購入したコイン・金額
まずは何はなくとも取引所を開設しなくては始まりません。
周りにすすめられるがままにコインチェックを開設しました。
お奨めされた理由はアプリの使いやすさと、購入できるコインの種類が多いこと。
手続きもネット上でサクサク進み、登録完了のはがきが来たら即取引開始!
そんな人でもポチっと買えちゃうコインチェックのアプリって良い出来だったんだな~。
アプリ内の用語なども難しい言葉は使ってなくて「コインの購入」「売却」とわかりやすかったのも、まるでゲームで課金するかのようなスムーズさで……調子にのりました。
ネットであのコインがあがると言う発言を見ては買い、知り合いがこのコインを買ったといえば右に倣えで購入し。
1ビットコインが日本円で200万を超えていた頃です。
安く買って高く売る。そんな基本的なことも忘れてしまうほどあの上昇曲線のチャートの威力はすさまじい物でした。
結局なけなしの5万円でビットコイン、イーサリアム、リップル、ネム、ビットコインキャッシュを少しずつ、な~んにも考えずに購入していました。
コインチェックは手数料が高いのでおすすめしないという意見もありましたが、その時点で取引を頻繁にするつもりもなかったので、そのままコインチェックでほとんどのコインを保有……。
そしてNEM流出事件で口座を凍結され今もほとんど預けっぱなしです。
NEM流出の少し前からコインチェックの販売形式に使い辛さを感じていたのもあり、ビットフライヤーやZaif、DMMビットコインなども開設の新設を申し込みました。
(が、Zaifは確認のハガキがいつまで経っても送られてこなかったような……)
実際にやってみて
購入から2週間ほどは毎日上昇して行くチャートを楽しく眺めていました。
ちょうど正月休みだったのもあって、1日1回はスマホアプリを開いていたような気がします。
こんなに調子がいいならもう少し買い足そうかな?どのコインを買おうかな…と思案していた2018年1月、コイン相場はあっという間に大暴落してしまい、コインチェックは売買を制限され、私の投資熱もチャートの下降線とともにシュルシュルと縮小して行ったのでした。
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コイン売買の難しさを肌で感じた私は、投資以外でのコイン獲得法も模索し始めました。
AirDropというコインの無料配布もそのひとつです。
もらえるコインの額はごくごく少数ですが、将来価値が上がり数百円、いやもしかしたら数千円になるかも…?と妄想を楽しめます。
イーサリアムアドレスを取得するのにまた別の取引所を開設したりはしましたが、手間もかからず、リスクが少ないので私に合っている取得方法だと思いました。
またネット上で公開している作品などを評価してもらい、送られてくる「投げ銭」というものも一回体験しました。
頂いた仮想通貨はbitZenyでした。
日本国内で誕生した仮想通貨はたくさんありますが、ホルダーの方の和気あいあいとしたコミュニティを覗くのが楽しかったです。
私はコレクター収集癖の気があって、銘柄を並べるのが楽しくて。
現在の状況
元本割れの状態です。
5万円(2017年12月)→1.8万円(2018年10月現在)
みごとにバブル崩壊だねー。
ただ、もともと投資目的ではなかったのでこのまましばらく塩漬け(というほどの量もないですね…とほほ)にしておこうと思います。
ネムが流出したときに払い戻された日本円が少し残っているのでコインを買っておこうかな、と思いながらも、どんどんさがっていくチャートを眺めるだけでは買い時もわからず。
AirDropや投げ銭で溜まったコインも今は日本円にしてコンマ以下の価格に下がっています。
以前より熱心にチャートとにらめっこすることもなくなったので、微妙なアップダウンを見逃していることも増えてきましたが、以前ほど心が踊ったり焦ったりすることもなくなりました。
要は私の情熱が冷めてしまったということなのでしょう。また市場が盛り上がればアプリを開く回数も増えるかもしれませんし、上昇しだしてからまた慌てて購入するのかもしれません。
ほぼ放置となっている私の仮想通貨事情ですが、一つだけ続けていることがあります。
それはSwiftDemand(スウィフトデマンド)というサイトで毎日仮想通貨を貰うこと。
SwiftDemandでは、ベーシックインカムという社会保障制度を実現させようと、毎日無料でスウィフトという仮想通貨を配布しています。
毎日サイトを訪問しなくても最高7日分をまとめて受け取ることが可能なので週に1度ウェブページを訪問して「Clime」ボタンをクリックするだけでOK。
1日100スウィフトの配布で私のスウィフトは先日20000スウィフトを超えました。
このスウィフトというコイン、現時点でどれくらいの資産価値があるかというと、残念ながらまったく価値がありません。
そもそもどの取引所にも上場していないのです。
じゃあなんの意味があって続けているのか?と思われるのですが、売買と違って損をするようなことはありませんし、今後もしかしたら通貨として実用するかもしれない、どうなるかわからないのが仮想通貨。
もしかしたら夢のベーシックインカムが実現するかもしれません。
そんなワクワクをくれるのが1日1回の「Clime」プッシュなのです。
それに、実は小規模ながらサイト内にスウィフト払いに対応しているショップもあったり、(おいしい卵料理のレシピ教えます、簡単な外国語翻訳やります、などちょっと面白いラインナップです)実際にドリンク1杯と替えてくれるカフェが存在したりして全く価値がないわけではなさそうです。
まとめ
- 軽い気持ちで始めてもプラスにはなりません。ネットの情報を鵜呑みにしてもいけません。
- 取引所選びは慎重に。セキュリティって大事なんだと痛感しました。
- 投資をしないでコインを増やす手段を考える。しかし、そのコインを投資に回し増やさなければ結局は(今はコインの価値が低いので)ほぼ徒労に終わるということもわかりました。
投資の面ばかりクローズアップされるけれど、実用化の面でもっとメジャーになり将来は文字通り「通貨」として流通してほしいと思っています。
小額投資だったのが不幸中の幸いだったよね。
次回は、仮想通貨でプラスの結果を勝ち取った人の体験談でも紹介しようかな。
じゃ、また!