仮想通貨を考える

今年はどうなる!?仮想通貨の未来予想!

アルパカ
あけましておめでとう、アルパカだよ。去年は仮想通貨、ぐいぐい上がってくと思ってたのにぜんぜん逆でショックを受けまくりの1年間だったよ。とほほ。
今頃億万長者になってる予定だったんだけどなぁ(泣)

リス
こんにちは、リスですよ。アルパカみたいに涙ちょちょ切れの仮想通貨投資家の皆様ごきげんいかが。
仮想通貨は価格相場の上げ下げがすごいから、ほんの数時間で差益が出たり差損が出たりドラマティックだよね。

アルパカ
アルパカ、有名だしって買ったビットコインは高値掴みで下がっちゃう一方だし、NEMは盗まれちゃうしで散々だったよ。銘柄の勉強もっとしておけばよかった…

リス
まー、なんでもそうだけど最初からうまくはいかないもんだよ。
じゃ、ここらでいっちょ今後つかむべき仮想通貨の選び方を伝授しちゃおうか?知りたい?

アルパカ
知りたーい!てかもっとはやく言ってくれてよかったんだけどね!

リス
おっけー!
じゃね、基本のキだよ。
まずは「コインの知名度」
次に「時価額・時価総額と市場での流通量の多さ」
そして「実用性」
最後に「信頼性」
この4つだね。

アルパカ
知名度の低いコインは取引所も少ないからあんまり売れないし、流通量がなかったらそもそも誰も投資材料としては欲しがらないよね。わかるー。

リス
あとやっぱ実用性がないコインも人気が出なくて衰退していくよ。コインはもともと国際通貨として流通してなんぼってのがあるからね。
信頼性ってのは、技術力やセキュリティのことだね。2018年になってすぐにNEMの流出事件あったけど、そういうことがちょくちょくあったら不安だし、こわいもんね。

アルパカ
はー。仮想通貨って何度も何度もいわれてるけど、自己責任がすべてなんだよね。国や銀行の保証がないってリスキーなんだね。

リス
ま、そんな感じでみんな仮想通貨を身近に感じた1年だったんじゃないかな。
仮想通貨なんてもうやーめたって人もいるだろうけど、来年も仮想通貨、がんばっていこうよって応援の意味も込めて今日は未来を語り合ってみよう!

2018年人気の仮想通貨銘柄の紹介

リス
2018年は仮想通貨にとっても激動の1年だったよね。その中でも安定して人気のあったコインを紹介していくよ。

Ethereum(イーサリアム=ETH)

人気の理由
1.手堅いアルトコインである

リス
※ビットコイン以外の仮想通貨のことをアルトコインって呼ぶんだよ

2.ビットコインに次ぐ知名度で、分散投資に最適
アルパカ
まず仮想通貨を始めようってときに、ビットコインはまず買うよね~。
他になに買おうかなって迷ったときはイーサリアム!チャートとにらめっこして買い時を見極めてね!

3.ICOによく使われている
リス
ICOっていうのは、新しい仮想通貨銘柄を発行することでクラウドファンディングみたいに資金を集めることだよ。新興株と似ているね。

アルパカ
そのICOにイーサリアムが使われていることが多いんだよね。イーサリアムの技術が、ICOに向いてるってことだね。

Ripple(リップル=XRP)

人気の理由
1.実用性が期待できる

アルパカ
アルパカちょっと知ってるよ。リップルで国際送金すると、普通に銀行口座どうしで送るより手数料が安い上に手続きが超早いんだよね!

2.大手企業が投資している
リス
そのとおり!世界中の銀行やクレジットカード会社が続々とリップルを採用していることからも、優れたプラットフォームだと評価できるよね。

Bitcoin(ビットコイン=BTC)

人気の理由
1.着実に取引ができる

アルパカ
ていうか、仮想通貨やってる人でこの銘柄を1枚も所有しないってありえなくない?ってレベル

2.実用性がある
リス
仮想通貨ブームの立役者なだけあって、実店舗やWebショップでビットコイン払いできます!ってとこ、今年は話題になったよね。ビックカメラとかさ。
ただ、今は暴落中だからお買い物に使うのはもったいないけどね。

Bitcoin cash(ビットコインキャッシュ=BCH)

人気の理由
1.Bitcoinのリスク分散を考慮するならこっち

アルパカ
ビットコインから2017年に分岐したコインだよね。

リス
そう、比較的新しいコインなんだ。ビットコインのデメリットが解消されていて、送金スピードや、小額の送金でも手数料の低さなんかで使いやすくなってるよ。

2.安定性
アルパカ
国内大手の金融会社もビットコインキャッシュ推し!

Cardano(エイダコイン=ADA)

人気の理由
1.システムの開発が活発でこれからの市場流通に期待できる

リス
イーサリアムと同じスマートコントラクトという技術が使われているから契約や取引の内容をブロックチェーン内に書き込めるんだよね。
だから税金や、複雑な契約などにも使われるかもしれない、といわれているよ。ここら辺はリスの個人的な予想。

2.将来性が感じられる
アルパカ
日本のATMやデビットカードでも使えるようにする予定、っていわれているよ(2018年中ってきいたけどまだだよね)

Omisego(オミセゴー=OMG)

人気の理由
1.国家・政府が認めているため安全性が高い

アルパカ
オミセゴー・・・お店GO・・・もしかして日本語?

リス
Omisegoを開発したOmise社は日本人が創立したんだよ。最近アツい電子マネーがあるよね、そのひとつのOmise決済をすでに開始しているよ。
PayPayやLINEpayに比べたらまだ日本での知名度は低いけど、タイでは既に決済できるお店があったり、タイ政府と提携してこの技術を活用したIDサービスを開発しようとしたり、なんていうか、メイドインジャパン最高っ!

2.実用性
アルパカ
アジア方面へよく旅行へ行く人なら絶対買っておくべき♪キャッシュレス決済は必須だよね♪

Stellar(ステラ=XLM)

人気の理由
1.大手企業が注目する技術力

リス
リップルの開発者が新たに国際送金を想定して作った仮想通貨だよ。リップルは法人向けで、ステラは個人向けにと使い分けるのがよさそう。あと中国の参入で相場が乱れないような工夫もしてあるよ。

アルパカ
投資としてはチャートの爆上げ下げは見てて楽しいけど、お金としては価値がフラフラしてたらやだもんね~。

2.投資以外にも使える汎用性
リス
投資材料と考えるより、リスは新たな国際通貨として活躍して欲しいなと思ってるよ。速いと言われるリップルよりさらに速い送金スピード、わくわくしちゃう。

Litecoin(ライトコイン=LTC)

人気の理由
1.Bitcoinに次ぐと言われる実用性

アルパカ
ビットコインありきのライトコイン、みたいな

リス
技術面ではビットコインと基本的な構造は似てるんだよね。

アルパカ
安心っちゃあ安心なのかな…?

2.値動きのチャンスを見極める自信がある方には大穴!
リス
ビットコインの補佐役、という位置付けのコインだから、主役級の輝きはないけれど名わき役の安定性だね♪

Monacoin(モナコイン=MONA)

人気の理由
1.日本生まれなので日本人のファンが多い

アルパカ
コインアイコンがモナネコでかわいいんだよね♪モナコインファンの温度もあっつーい!

2.もちろん実用性や活躍の場も日本がメイン
リス
人気の秘密は日本うまれってことだけじゃないよ。ブロック生成の早さもビットコインの7分の1の速さを誇る、実用性の高さや個人間の送金間のセキュリティの高さが評価されているよ。

Iota(アイオータ=MIOTA)

人気の理由
1.Iot技術を開発している企業との提携をしている

リス
いま巷で大注目の「Iot」ってなんのことか知ってる?「Internet of Things」の頭文字をとったことばで、アバウトにいうと、なにもかもをインターネットとつなげようって技術のことだよ。

アルパカ
最近流行のスマート家電ってやつかなぁ?スマホアプリやPCから部屋の電気をつけたりお風呂わかしたりするやつだよね。

リス
それだけじゃないよ。自動車の自動運転やドアの開閉、工場のライン作業の生産量の調整なんかもインターネットにつながることで効率化に貢献できるね。

アルパカ
Iotaコインは名前が似てるけどどういう関係があるのかな?

リス
そのIotに決済機能をつけるための通貨、と言ったらわかりやすいかな。マイクロソフトを始めとする大手のIT企業が多数、技術提携しているよ。

2.したがって今後さらに実用性が高まる可能性がある
アルパカ
まだまだ発展途上の技術だけどlotと一緒に進化する未来は明るい!

今年(2019年)の予想

リス
リスはね、今年は買いやすい仮想通貨の人気が出ると思うなー。

仮想通貨は仮想通貨取引所に会員登録をして取引を行います。全世界に流通している仮想通貨の種類は800種~1,000種あると言われています。
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仮想通貨の取り扱い銘柄は、仮想通貨取引所によって異なります。
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国内で取り扱っていない仮想通貨は、
海外の仮想通貨取引所のWebサイトで会員登録をして→
外貨入金→
仮想通貨購入

と、すべて外国語画面で手続きを行わなくてはなりません。

アルパカ
アルパカじつは外国語苦手なんだ・・・
翻訳サイトにコピペしながらなんとか仮想通貨取引してるけど
ぶっちゃけ不安です><

リス
わかるわかる。そんな人には、やっぱり日本語表記のある、日本企業の取引所を最優先に選んで欲しいな。

(1)該当銘柄の情報を豊富に持っている仮想通貨取引所であること。
(2)該当する仮想通貨のメリット・デメリットを周知する仮想通貨取引所であること。
(3)購入した仮想通貨を安全に保管できるセキュリティーシステムが充実している仮想通貨取引所であること。

リス
今年は仮想通貨取引所の不正事件が相次いだからね。セキュリティ面なども考慮した安全な取引所を選ぶのは大前提だよ。

アルパカ
手数料もバカのできないよね~。コインのレートが下がった今だからこそ1円も無駄にできない!

リス
今年は顧客離れを防いだり、新規参入のハードルを低くするために手数料を抑えるキャンペーンなんかやると思うよ。

アルパカ
ま、あわてて高額な手数料の取引しないように気をつけよう!

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2019年の予想銘柄

リス
リスの予想言っていい?

・Bitcoin ETF[br num=”1″]
Bitcoin ETF はBitcoinを投資対象に含んだ上場投資信託です。[br num=”1″]
米国証券取引委員会の承認を待っている状況です。[br num=”1″]
米国証券取引委員会の承認を得れば市場開放されます。
現在に予想では2019年2月には承認されるようです。承認すればBitcoin相場が上昇すると予想されます。[br num=”2″]
・Ethereum[br num=”1″]
マイニング方式が「PoW」から「PoS」方式に移行される予定です。[br num=”1″]
移行されるとEthereumを多く長く保有している方がマイニング報酬を得る機会が増大します。[br num=”1″]
Ethereumの関係者は、短期的に一攫千金を狙う時代から、長期的に安定した収益を得る時代に遷移している転換期であると予想しています。[br num=”1″]

アルパカ
ゆーても去年みたいなお祭りバブル到来の可能性は低いよね~。

リス
そう考えてる人は多いみたいだね。今年は忍耐の年!
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5年後(2024年)の予想

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アルパカ
もう少し先、たとえば5年後についても考えてみよう。

アメリカ合衆国の信用調査・格付け機関「Weiss Ratings社」は、5年後の仮想通貨市場でBitcoin(ビットコイン=BTC)のシェアが50%減少してEthereum(イーサリアム=ETH)が一位になると予想しました。[br num=”1″]

リス
イーサリアムの安定感ぱないよねー

Ethereum(イーサリアム=ETH)の優れたブロックチェーン(インターネット上の取引履歴台帳の仕組み)技術を高く評価しています。
またマイニング方式が「PoW」から「PoS」に移行する予定があり、Bitcoin(ビットコイン=BTC)のマイニング方式は「PoW」を継続する予想なので、長期的に安定した収益を得ることも評価される要因となっているようです。[br num=”2″]
また、物販やサービス提供の決済手段として、国家・政府・中央銀行が保証する法定通貨にかわって仮想通貨による決済手段が主軸となることは難しいとされています。[br num=”1″]
特に日本国は紙幣・貨幣の品質が非常に高位であるため、偽造紙幣・偽装貨幣が出回るケースが有り得ません。[br num=”1″]
しかし、紙幣・貨幣の品質がよくない新興国では、仮想通貨決済が広まる可能性があると予想されます。[br num=”1″]
アルパカ
中国でキャッシュレス決済が爆発的に普及したのは偽札対策からって話もあったよね~
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10年後(2028年)の予想

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リス
サクサクっと10年後もいってみよかー!

イギリスのインペリアル・カレッジ・ロンドン大学(Imperial College London, ICL)の研究予想によると「今後10年以内に仮想通貨での決済が支払い形態の主流のひとつになる」と発表しています。

仮想通貨が「通貨の3つの役割」のひとつの条件を既に満たしているというのがその理由です。

「通貨の3つの役割」

・価値の保存
 価値を変わらずに保存する機能[br num=”1″]
・価値の尺度
 商品やサービスの対価として通貨を出す際に、共通の尺度を共有していること[br num=”1″]
・価値の交換
 物々交換など非効率的な取引を排除できること[br num=”1″]
仮想通貨はこの3つのうち「価値の保存」という条件を満たしているとのことです。

アルパカ
お金の役割についてはここがわかりやすいよ(外部サイトへリンクしています)

また、仮想通貨の業界自体の成長速度の速さも理由のひとつとして上がっています。[br num=”1″]
1971年に登場した電子メール(email)は、それが連絡手段として当たり前になるまで30年掛かりました。[br num=”1″]
スマートフォンは2000年に発売されて18年間で7,000万人(国内)の利用者に至っています。[br num=”1″]
仮想通貨Bitcoinは2009年に発売が開始され9年で決済ができるまでに役割を果たしています。[br num=”1″]
この成長速度とIT技術進歩・情報セキュリティーの強化が相まって広がりを見せることが予想されています。[br num=”2]

アルパカ
5Gとかで通信技術がもっともっと進化したら、ポケットから小銭を出すより仮想通貨の送金のほうが速い!って時代来るよね
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さらに国内外のメガバングが仮想通貨業界に参画してくると予想されています。[br num=”1″]
実在する金融機関がバックボーンであれば、信頼性・安全性が一気に高まるというメリットもあります。[br num=”1″]
メガバンクが発行する仮想通貨が流通の主流になる可能性もあると予想されます。[br num=”2″]

仮想通貨の未来予想まとめ

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仮想通貨は法定通貨と異なり国家・政府・中央銀行の保証がありません。[br num=”1″]
また、法定通貨を取り扱う金融機関は銀行法に基づいた免許を取得しないと営業ができません。[br num=”1″]
さらに、金融機関が破綻した際は「預金保険制度」によって預入金額が保護(決済用預金は全額、一般の利息が付く預金は1,000万円まで)されます。

一方、仮想通貨を取り扱う仮想通貨取引所は金融庁に届出をするだけで営業を開始できます。

リス
仮想通貨取引所の顧客取引システム・セキュリティーは安心・安全とは言えないんだね。
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2014年にマウントゴックス社はBitcoin450億円分を不正流失しました。[br num=”1″]
2018年1月にはコインチェック社がNEMを580億円分、不正流失しました。[br num=”1″]
アルパカ
くぅー・・・(涙)

リス
仮想通貨取引所は、金融機関と違って不祥事を生じても利用者を保護する仕組みがないんだよねー

全て利用者がリスクを負うことになります。[br num=”1″]
現在、三菱UFJグループが仮想通貨の仕組みを試験中です。[br num=”1″]
リス
これから5年後10年後には、メガバンクがバックボーンになる仮想通貨が市場の主役になる可能性があるよ。楽しみだね。
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